総社市新本の本庄国司神社で、地元の小学生が歌手の相川七瀬さんと赤米の収穫をしました。
本庄国司神社の御神田およそ1.8アールで行われた赤米の収穫には、新本小学校の5年生10人や総社赤米大使の相川七瀬さんなどが参加しました。古代米の一つである赤米を神前に供える「赤米の神饌」は総社市新本に伝わる伝統行事で、岡山県指定無形民俗文化財です。本庄国司神社では、1000年以上前から赤米の栽培が続けられていて、現在では毎年赤米保存会のメンバーや地元の小学生が一緒になって田植えから収穫・神饌までを行っています。今年は、天候不順の影響で、背丈が短く、生育が悪いということですがそれでも例年通り30キロほどの米ができたということです。子どもたちは、相川さんや片岡聡一市長などと協力して1株1株丁寧に刈っていきました。
【インタビュー】児童
総社赤米大使相川七瀬さん
収穫した赤米は、10日間の乾燥を経て、もみすりを行い、12月13日の霜月祭で神饌として備えられます。




