倉敷南高校で倉敷の町づくりや将来の職業選択について考える課題研究発表会が行われました。倉敷南高校は、平成25年度から「グローバル社会で活躍できる人材の育成」などを目的に、「倉敷町衆プロジェクト」という課題研究に取り組んでいます。今回は2年生319人が、保育士の教育現場や、カンボジア研修で感じた日本とアジアの問題など将来自分が進みたい進路や興味関心のあるテーマについて発表しました。個人やグループに分かれて1枚のポスターに研究内容をまとめ、各教室や体育館で1年生や来賓に聞いてもらいました。また、代表グループが「倉敷と高松の商店街の比較」、「カンボジアを日本人でいっぱいするためには」などの研究を体育館ステージ上で公開発表を行いました。これに対してパネリストとして大原美術館の大原あかね理事長、倉敷木材の大久保(おおくぼ)憲作(けんさく)・会長などが質問していきました。生徒たちは、「倉敷は土曜夜市などのイベントをもっと大々的に宣伝したほうがいい」、「カンボジアの魅力をもっと伝える手段を考えたい」など、パネリストの質問に対してしっかりと受け答えを行い、自分の解決策を語っていました。
(取材日)11月15日
(取材場所)県立倉敷南高校(倉敷市吉岡)
(放送日)11月16日




