茶道裏千家淡交会(ちゃどううらせんけたんこうかい)の中国地区大会が倉敷市で開かれました。茶道裏千家では、淡交会という名(な)で、全国各地で茶道(さどう)文化の継承活動を行っています。中国地区には岡山県、広島県、山口県の3県に21支部を数えます。49回目は、倉敷支部が取り仕切り、2日間で式典や茶会が開かれます。式典では、裏千家第十六代 坐忘(ざぼう)斎(さい) 千宗室(せんそうしつ)家元による「お茶(おちゃとう)湯の儀(ぎ)」が行われました。およそ1600人が見守る中、家元のお点前が披露され裏千家の茶(ちゃ)聖(せい)・利休(りきゅう)大居士(だいこじ)へ一碗(いちわん)が捧げられました。また、倉敷支部小鍛冶元(こかじげん)慎(しん)支部長が挨拶し、子ども達のために茶の文化活動に役立てて欲しいとして倉敷市よい子いっぱい基金へ寄付がされました。大会は、あす13日も行われ、会員の親睦と茶道への研鑽(けんさん)を高めます。
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(取材日)11月12日
(取材場所)倉敷市民会館
(倉敷市本町)




