デニムなどのアパレル分野を中心としたヨーロッパ市場の開拓をテーマにしたセミナーが、倉敷ファッションセンターで開かれました。
講師を務めたのは、ドイツで開催されるプレミアムデニムなどの国際見本市「セルビッジ・ラン」を創設したヒナーク・デデック氏です。来年1月の見本市に、倉敷市内からジーンズメーカーなど5社が出展するのを前に、現地視察のため来日。それを記念して、セミナーが企画されました。デデック氏は、日本のアパレル分野の技術力を評価した上で、北欧は経済成長のある市場で、特にドイツはEUの中でもジーンズ輸入大国であることを紹介。そして、「製品のユニークさ、デザインをどう工夫しているのかなど、製品について語るべき点が多くあると、ドイツの消費者は興味を持つ。日本製品を積極的に売り込むべきだ」とアドバイスしました。会場には海外輸出を検討している業者など80人が集まり、デデック氏の講演を熱心に聞いていました。




