火を使うことが多くなる季節を前に、倉敷市真備地区で住宅用火災警報器の設置を呼び掛ける戸別訪問が行われました。
戸別訪問を行ったのは玉島消防署の署員およそ30人です。2日間にわたり真備地区の住宅およそ1000軒を訪ね、住宅用火災警報器の設置を呼び掛けました。署員は住民に住宅用火災警報器を設置しているかどうかの確認を行い、設置していない場合には設置場所の説明や購入方法などが書かれたチラシを渡していきました。消防庁が平成27年に実施した調査によると、住宅用火災警報器の設置率は全国平均が81・0%、岡山県は65.6%で全国ワースト2位となっています。戸別訪問を受けた住民は署員から今年真備地区では火災による死亡事故が2件発生しているといった説明を聞くなど、改めて住宅用火災警報器の必要性を認識していました。




