一年の豊漁を願う倉敷市大畠(おばたけ)の海(かい)神社の秋祭りが行われました。海(かい)神社の秋祭りは、大畠(おばたけ)地区にある北(きた)、中(なか)、川(かわ)、奥(おく)、南(みなみ)の5つの町内の青年団が担ぐ千歳(せんだい)楽(ろく)と、神輿を激しくぶつけあうことで知られています。ぶつかり合いが荒々しくなるほど海の神様が喜び豊漁になると言われており、男たちが威勢のいい声を張り上げ、祭りを盛り立てます。この秋祭りは100年以上の歴史があるとされ、元々千歳(せんだい)楽(ろく)は、神輿の御神体を守る役目でしたが、いつの間にか御神体めがけて神輿にぶつけるようになったそうです。祭りには沿道を埋め尽くすほど多くの氏子が集まり、地域が一体となって盛り上がっていました。
(取材日)10月23日
(取材場所)倉敷市大畠
(放送日)10月25日




