総社市で初めてアニメの制作スタジオが総社商店街にオープンしました。
オープニングセレモニーには、岡山市出身でアニメスタジオ「えかきや」の代表・小林美代子さんをはじめ、業界関係者などが出席しました。
小林さんは「アニメ制作と農業の兼業で、地域に根差したスタジオを目指していきます」と挨拶しました。今回オープンした「えかきや」は、総社市が空き店舗を活用する起業家を対象にした「そうじゃ商人応援事業補助金」の適用第1号で、文房具店だった空き店舗を活用して設立しました。建物の中には、アニメーション制作の作業場があるほか、「風の谷のナウシカ」などを手がけた背景画家の作品などが展示されています。
【インタビュー】■アニメスタジオ「えかきや」小林美代子代表
また、小林さんが農業も手がけるということから施設内でコメやマスカットなどの販売も行っています。「えかきや」では今後、映像制作を進めながら学生のインターンシップを募集するなどして若手作家の育成などにも力を入れていきます。




