倉敷市児島下の町の琴浦中保育園の園児たちは、児島漁協琴浦支所の協力のもとメバルの稚魚の放流を体験しました。
倉敷市の倉敷水産協会は、児島沿岸域のメバルの資源確保を目的に愛知県の業者から購入した約6900匹のメバルの稚魚を放流しました。このうちの750匹を児島漁協琴浦支所の協力のもと琴浦中保育園の園児21人が海への放流体験をしました。ふ化から7カ月、体長7センチから9センチに育った稚魚をバケツに移し、園児たちは、「大きくなあれ」と願いを込めて倉敷市児島下の町の十八番港の岸壁に設置された放流スライダーから海に放していました。メバルは、ふ化するまでお腹の中で卵を育てるため、産卵するときは、卵ではなく稚魚になったものを産むそうで、毎年4月から5月に旬を迎えます。今回放流した稚魚は、2年後の春には体長20センチほどの成魚になります。
児島漁協琴浦支所・園児がメバル稚魚放流体験
2016年9月29日(木)
倉敷市児島下の町・十八番港




