夏休みの小中学生を対象にした医療福祉に関する体験教室が、川崎医科大学で開かれました。毎年人気の体験教室は、小学1年生から中学3年生まで1200あまりの応募者から抽選で選ばれたおよそ240人が参加しました。医療・福祉に関する体験教室には、5つのコースが用意されて、心肺蘇生を学ぶコースでは、AEDを使った心肺蘇生法を学びました。外科体験では、実際に使用するガウンやマスクをつけ、内視鏡手術に挑戦しました。子ども達は、糸の結び方、超音波メスで鶏肉に付けている押しピンを切る作業を体験しました。看護師体験では、赤ちゃんと同じ重さの人形を使ってお風呂に入れたり、耳や鼻掃の仕方を学びました。また、聴診器を使って患者役の人の心臓の音を聞いたりして、体調がどんな感じか聞き取りしてカルテを作成しました。子ども達は、真剣に看護師さんの説明を聞き、取り組んでいました。この体験教室は、明日19日にも同じ内容で行われます。
(取材日)8月18日
(取材場所)川崎医科大学
現代医学教育博物館
(倉敷市松島)




