第67回岡山県中学校野球選手権大会が24日開幕し、25日にはベスト8が出揃いました。
倉敷市営球場で開かれた開会式には、地区予選を勝ち抜いた32チームが元気に入場行進しました。備南東地区からは、1位通過の多津美をはじめ、連島、総社など6チームが登場。備前西地区は、今年合同チームで初出場の日比・八浜など9チームが勝ち抜き、頂点を目指します。開会式では、最初に前年度優勝した真備東の鼻岡翔英君、鼻岡政紀君の2人が優勝旗を返還しました。続いて、岡山県中学校体育連盟の池葉須智之会長が「練習の成果を存分に発揮してください」と激励。選手を代表して、倉敷第一の吉岡卓哉主将が宣誓をしました。24日は1回戦16試合があり、25日は2回戦8試合が行われました。
中山運動公園野球場での2回戦第一試合。共に1回戦を接戦で制した倉敷第一と高梁が戦いました。先攻の倉敷第一は 初回、立ち上がりが不安定な高梁のエース長谷川に対し丁寧に攻めます。フォアボールとエラーで ノーアウト1・2塁で3番宮原。スクイズを決めて先制、 さらにもう1点を加えます。高梁もその裏1点を返し2対1での2回表。倉敷第一が試合のペースを握ります。2アウト3塁のチャンスに1番・主将の吉岡。ショートへの強烈な当たり。内野安打となって1点を加えます。試合は 倉敷第一が3対2の2点リードで優位に進めますが 最終回にドラマが待っていました。この回先頭の 高梁の1番・主将の後藤。センター前に弾き返します。2番弥富がピッチャーの横へ詰まった当たり。これがセーフとなり、さらに3番山下がフォアボールで出塁してノーアウト満塁。バッターボックスには4番の河原。倉敷第一のエース安井の2球目を捉えました。左中間を大きく破ります。走者一掃のサヨナラタイムリー3ベースとなり高梁が勝利しベスト8進出。倉敷第一の夏は終わりました。
その他の結果は、ご覧の通りです。なお、岡山県中学校野球選手権大会の模様は、26日の準々決勝4試合と27日の準決勝、決勝のあわせて3試合を、いずれも午前9時からKCT11chで実況生中継します。




