高校生に玉野地域への就職をPRするイベント「マリン玉野産業フェア」が、玉野市で開かれました。
このイベントは、玉野地区雇用開発協会と玉野市、ハローワーク玉野などが主催し、岡山・香川2県の23校から来年春卒業予定の高校3年生170人が参加しました。今年からプログラムを一部変更し、学校の教員も一緒に話を聞きました。会場には黒田晋市長が駆けつけ、企業研究の大切さと、家庭的という玉野市の企業風土を高校生にアピール。続いて製造業やサービス業など市内9社の担当者が、求人票をもとに仕事の概要を説明しました。この後、高校生が希望する企業と面談しました。担当者は企業の特徴を熱心に訴え、生徒は、通勤方法や会社の人間関係など、聞きにくいことまで積極的に質問していました。ハローワーク玉野によると、玉野地域の高卒対象の求人は7月15日時点で77件、190人分あり、前の年の同じ時期に比べ件数で18%、人数で7%増加しています。各企業が将来に向けて若年層の確保に意欲的なことから、平成20年のリーマンショック以降では最も高い水準ということです。




