総社市新本地区に伝わる「義民祭」の踊りの練習が新本小学校で行われました。
新本小学校で行われた踊りの練習には、1年生から6年生の児童60人が参加しました。児童たちは、地元婦人会「レディースたんぽぽの会」のメンバーの指導を受けながら、「奴おどり」や「お月見踊り」など男女それぞれ4種類の踊りを練習しました。江戸時代中期、新本地区を治めていた岡田藩は、村人の糧である山への立ち入りを禁止しました。そこで村の暮らしを守るため義民4人が藩主へ直訴に行き、命と引き換えに山を取り返しました。義民祭は、その義民四人衆の霊を弔う供養祭です。「男の子は身体全体を使って力強く、女の子はしなやかな手の動きで可愛らしく」などアドバイスを受けながら、子どもたちは、伝統の踊りを確認していました。
【インタビュー】児童
レディースたんぽぽの会守長君子会長
今年の義民祭は、7月23日(土)総社市立新本小学校で行われます。




