現代日本画の最高峰が集まる「春の院展・倉敷展」が今日開幕し多くの日本画ファンが訪れました。
初日は、開会式が行われ主催者を代表して倉敷市の生水哲夫副市長が伊東香織市長のメッセージを代読したほか日本美術院の西田俊英さんが作者の心を作品から感じてほしいと挨拶しました。春の院展は全国15都市で巡回開催され倉敷で開かれるのは今回が15回目です。
今回は、倉敷芸術科学大学客員教授で同人の井手康人さんの作品を含めた同人による33点をはじめ最優秀にあたる春季展賞=郁夫賞を受賞した守みどりさんの「纏う」、岡山県から入選した大平繭さん、藤田和美さん、山本恵子さんの作品などあわせて132点が展示されています。訪れた人たちは、風景や人物など本格的な日本画や若手作家による現代的な日本画まで1点ずつじっくりと作品を眺めていました。
春の院展・倉敷展は7月10日(日)までで、期間中の3日には初めての企画として県内の入選作家2人を講師に高校生以下を対象とした日本画のワークショップを行う予定です。




