県内のガラス作家5人の作品を集めた展示会、倉敷アイビースクエアの「夏のガラス展」を紹介します。
倉敷アイビースクエア内の愛美工房展示室では、毎年、この時期にガラス工芸の魅力を楽しんでもらおうと県内のガラス作家の作品を集めた展示会を開いています。今年の夏のガラス展には、深いブルーが印象的な岡山市の吹きガラス作家有松啓介さんをはじめ、岡山、倉敷市に拠点におくガラスのアーティスト5人による器やアクセサリー、オブジェなど約400点が展示されています。倉敷芸科大出身で造山古墳のそばに工房を持つ三垣祥太郎さんは、ヴェネツィア発祥のレース技法を用いた繊細な作品を。メキシコ出身で倉敷市玉島に工房を構えるベンジャミン・サスエタ・ロドリゲスさんは、曲線美に富んだ耐熱ガラス製のペンやペンダントなどを出品。また、オカベマキコさんのガラスのアクセサリーや高倉縁(ゆかり)さんのグラスや一輪指しなども並び作家それぞれの個性や手仕事の技が光る作品が会場を彩っています。ガラス作家5人による夏のガラス展は、7月13日(水)まで倉敷市本町の倉敷アイビースクエア内の愛美工房で開かれています。
夏のガラス展
2016年6月25日~7月13日
倉敷アイビースクエア愛美工房展示室
(倉敷市本町)




