熊本地震の被災者を支援しようと、総社市環境観光大使の野口健さんが提供したテントが総社市から熊本県益城町へ向けて出発しました。
益城町へ送られたのは野口さんが支援者に呼びかけて集めたテントおよそ150張です。テントは野口さんが立ち上げた「熊本地震テントプロジェクト」で、余儀なく車中泊をしている人々に利用してもらうために届けられます。被災地へは総社市職員と総社市建設業共同組合のメンバー、総社市と中四国の自治体でつくる災害支援合同チームからあわせて25人が向かい、野口さんが提供したテントやエコノミークラス症候群を防ぐための加圧タイツといった支援物資を届け、支援活動にあたります。出発式では総社市の片岡聡一市長が「一人でも多くの方が救われるよう、皆で力を合わせて頑張りましょう」と派遣チームを激励し、被災地への派遣者を代表して総社市の平野悦子保健福祉部長が「私たちに何ができ、何をすべきなのかしっかり考えながら、支援を行っていきたい」と決意を述べました。テントは益城町陸上競技場に届けられ、野口健さんも参加して24日からテント村を開設しています。




