総社市は退職した高齢者が生きがいをもって活躍できるまちづくりを推進する「そうじゃ75歳総活躍社会実現協議会」の設置に向け意見交換会を行いました。
「そうじゃ75歳総活躍社会実現協議会」は定年退職後も就労意欲のある高齢者に対し、年齢や生活サイクルに応じた仕事やボランティア活動を提供しようというものです。意見交換会には商工関係者やシルバー人材センター、老人クラブ連合会などの代表者が参加し、協議会の具体的な役割について意見を交わしました。総社市が現在行っている高齢者の就労に対する意識調査の途中結果では、総社市内の60歳以上75歳以下の人のうちおよそ9割が、生涯を通して何らかの仕事に携わりたいという回答をしています。参加者からは企業勤めの経験者だけでなく農業従事者も携わることのできる仕事や、女性も参加しやすい仕事の提供が必要という意見の他、老老介護のために働きたくても働けない人のための支援が必要といった意見が出されました。総社市では今後、5月中旬を目途に高齢者の就労意識と企業側のニーズをまとめ、6月市議会で事業予算案を上程、10月に協議会を設立する予定です。




