6月4日の虫歯予防デーにあわせ倉敷歯科医師会などは5日、歯の健康フェアを行いました。
子どもから高齢者まで楽しんで学んでもらおうと、40回目となる今回も体験型のコーナーが多く設けられました。毎回人気の歯医者さん体験コーナーでは、今回初めて矯正歯科の体験も行われました。歯につけた矯正用の部品にやわらかいワイヤーを通してゴムで固定する作業を医師に指導してもらいながら、実際に挑戦しました。また、虫歯治療の体験もあり、削ったり、穴に詰めたりと実際に歯科治療で使われている道具や材料を使って行いました。
口を閉じる力を測定するコーナーでは年齢に合わせて、口周りの筋力アップが必要かどうかアドバイスされていました。それに関連して、口呼吸をテーマに福岡市のクリニック院長、今井一彰さんによる講演会も行われました。今井さんは、口は食事をするもの、鼻は空気を吸うものと考えるのが当たり前だが、できていない人が多く口呼吸になることで、様々な病気を引き起こすことになると注意を呼び掛けていました。会場に集まった人たちは、熱心に耳を傾け、歯と口の健康への知識を深めていました。




