バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート男子で高橋選手が銅メダルを獲得したのを受け、地元倉敷市は大変盛り上がりました。
高橋選手の母校・倉敷翠松高校では、運動部の生徒や教員、関係者ら100人あまりが体育館に集まり、声援を送りました。
一方、高橋選手の地元、倉敷市連島地区では朝から地域の人たちが応援会場の設営にあたりました。会場には早々と地域の人たちが詰めかけ、この日のために作った必勝の文字が入った鉢巻きや応援旗を手に、集まったおよそ100人の応援団が高橋選手の出番を今か今かと待ち望みました。
そして午後1時30分を過ぎた頃、22番目でいよいよ高橋選手が登場します。倉敷市民、そして日本国民の期待をのせて4分30秒の演技。まずは高橋選手がこだわりを見せていた4回転ジャンプに挑みます。
4回転ジャンプには失敗したものの、高橋選手はその後の演技をほぼ完璧にこなします。高橋選手のフリーの得点は156・98点。自己ベストには及ばなかったものの、トータル247・23点ですべり終えた時点で暫定2位につけます。
メダル獲得は残り2人の演技に託されます。次に登場した選手は、高橋選手を上回ることができず、高橋選手のメダル獲得が決定!金メダルこそならなかったものの、高橋選手は見事、銅メダルを獲得。この種目日本人男子初となる表彰台にあがりました。倉敷市によると倉敷市出身の選手がオリンピックでメダルを獲得したのは高橋選手が初めての快挙だということです。




