岡山の桃農家にとって美味しい桃作りのための最後のひと手間となる袋かけ作業が始まっています。
総社市小寺の桃畑では、予備摘果を終えた桃の実が順調に生育し、直径4~5センチ、35グラムほどに膨らみ、いよいよ、袋かけの時期を迎えています。今年は生育が良く、袋かけ作業もいつもより早めに行われています。
【インタビュー】総社もも生産組合吉富 達也 副組合長
オレンジ色の袋は、桃の実の下から覆い葉っぱを入れないよう包みこむようして枝に結びつけていきます。
【インタビュー】吉富達也 副組合長
「袋かけは、白桃に育てるため太陽の光を遮る、
病害虫から守る目的で行う」
袋かけ作業は、岡山の白桃の美しい乳白色をつくりだし、質の高い桃を栽培するための大切なひと手間です。梅雨入りを前に桃の栽培農家では、ひとつ一つの桃の実に丁寧にかぶせていく袋かけ作業に追われます。なお、桃の収穫は、6月上旬の極早生を皮切りに7月から11月上旬まで行われます。




