倉敷市矢部の鯉喰神社で、去年の暮、盗難に遭った備前焼の狛犬が、無事に戻り5月15日の春祭りに合わせて狛犬の帰還が報告されました。
吉備津彦命が温羅を退治したという伝説ゆかりの地、鯉喰神社では、去年(2015年)の暮、参道入り口にあった2体の備前焼の狛犬のうち1体が盗まれる被害を受けました。県内でも他に複数の被害届けが出される中、警察の捜査により狛犬を押収、容疑者2人が逮捕されました。盗難に遭った鯉喰神社にも5月2日に無事戻ってきました。5月15日は、春の例祭に合わせて備前焼の狛犬が2体そろったことを慶ぶ帰還報告祭が営まれました。
【インタビュー】鯉喰神社氏子総代長・小野勇さん
なお、盗難に遭いながらも無事に戻ってきた狛犬にあやかり氏子の有志が願掛けの「竹札」を製作し、新たな伝説ゆかりの神社として親しんでもらうことにしています。




