岡山県立倉敷工業高校で繊維工業を学ぶ生徒が、羊の毛刈りに挑戦しました。
倉敷市の高齢者福祉施設藤戸荘で飼育している羊・メリーさんの毛を刈るのは、倉敷工業高校ファッション技術科の2年生41人です。繊維製品の製造過程を学ぶ一環で毎年この施設を訪れ、羊と向き合っています。生徒たちは、 施設の職員から説明を受けた後、さっそくバリカンを手に、毛を刈っていきました。最初は怖がっていた生徒も、可愛らしい羊の姿を前に笑顔がこぼれました。刈り取った羊の毛は、学校に持ち帰って洗い、天然染料で染め、紡ぎます。そしてひざ掛けを織って、 来年1月施設を利用する高齢者にプレゼントする予定です。




