玉野市の黒田市長は、17日国土交通省の前原大臣を訪ね、宇高航路の存続へ向けて緊急要望を行いました。
黒田市長は高松市の大西市長らとともに訪ね、前原大臣に要望書を提出しました。両市長は、宇高航路が廃止されると、市民の生活の足が奪われることや災害時の緊急の海上ルートが失われることなどを訴え、宇高航路の存続のため国の支援を求めました。両市長によると、前原大臣は「公共交通や生活の足を確保するという観点からも、甚大な影響が及ぶ」という認識を示した上で、「今後、フェリー事業者2社から話しを聞いた上で、どういう対策が可能か検討していきたい」と話したそうです。18日は、岡山県の石井知事と香川県の真鍋知事が前原大臣を訪ね、宇高航路存続のための要望を行いました。また、玉野市では18日、幹部職員が出席して宇高航路対策会議が開かれ、黒田市長が前原大臣との会談の内容などについて説明しました。その中で玉野市として可能性がある限り、宇高航路の存続へ向けて対応していくことを申し合わせました。




