弁護士や司法書士など様々な分野の専門家による巡回無料相談会が倉敷市で開かれました。
高齢者や障がい者に関わる専門家や関係機関で組織する岡山高齢者・障がい者ネットワーク懇談会が主催して年に4回、県内を巡回して相談会が開かれています。権利擁護支援の一環として高齢者や障がい者が地域で安心して暮らせるための相談窓口として、全国でもいち早く平成15年ごろにスタートしました。今回が50回目となる取り組みで福祉や法律に関することなど複数の分野にまたがる相談を一カ所でそれぞれの相談員が一度に対応してくれる、いわば相談のワンストップサービスです。会場には12のブースが設けられ、すべてのブースが埋まるほど相談者が訪れ、土地や相続などの問題に弁護士や社会福祉士などの専門員がこたえていました。倉敷市では毎年冬に巡回相談会が開催されており、昨年度は87件の相談に応じました。
最近は相談内容も多岐にわたり相続、遺言、登記などの相談が増加傾向にあるそうです。




