デザインやコミュニケーションの力で快適な医療環境を実現しようとする「ホスピタルデザイン研究会」が、川崎医療福祉大学で総会・研究大会を開きました。
ホスピタルデザインでは、患者が安心・快適に療養に専念でき、医療スタッフも診断や治療に集中できる環境の整備を目指しています。研究大会では去年8月に、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の学生が児島中央病院で高齢者に楽しんでもらおうと、オリジナルの紙芝居を制作・披露した事例発表が行われました。また、ホスピタルデザインに関する技能や知識を備えていることを証明する「認定医療デザイナー検定」の認定証授与式も行われ、医療福祉デザイン学科の3、4年生16人が認定証を受け取りました。
認定医療デザイナー検定は現在、川崎医療福祉大学の学生を対象に実施されていますが、今後、一般にも広げていく予定です。




