倉敷市児島通生にある真言宗のお寺 般若院で、春の大祭にあわせ、恒例の書道展が開かれています。
釈迦の遺徳を偲ぶ法要「涅槃会」を毎年この時期に行う般若院では、奉賛行事として「おねはん書道展」を開いています。今年も、本山瑞峰住職の書をはじめ、お寺の書道教室で習う地元の幼児から中学生までの20人が毛筆と硬筆の作品を1点ずつ披露しています。また今回は特別に、真言宗18本山の一つ、京都の勧修寺で福祉活動に取り組んだ尼大石順教直筆の手紙が公開されています。これは昭和23年、般若院の前の住職に宛てたもので、口に筆をくわえて書かれたものだそうです。書道・硬筆などの展示は、春の大祭「涅槃会」が開かれる27日まで行われます。




