30回目を迎えた倉敷音楽祭の地域交流フェスティバルが開幕しました。
倉敷音楽祭の地域交流フェスティバルは、「地域間文化交流」をコンセプトに日本各地の特色ある芸能文化を紹介しています。4月に小学1年生になる若竹(わかたけ)の園の園児44人の鼓隊演奏で幕を開けました。主催者を代表して倉敷市の伊東香織市長は「30回目の今年は、中四国の伝統芸能をテーマに地域を代表する踊りの共演などを企画した」と挨拶し、テープカットで開幕を祝いました。倉敷市芸文館大ホールのステージでは、岡山県の三大踊りの一つ備中たかはし松山踊りの選抜連が出演し、江戸初期に五穀豊穣と町屋の繁栄を願って始まった370年の歴史を誇る踊りが披露されました。続いて、日本三大盆踊りの一つで420年の伝統をもつ阿波踊りの選抜隊が登場し、喜びを表現した2拍子からなる本場徳島の阿波踊りの醍醐味をみせました。さらに、高知よさこい祭りから去年のよさこい大賞に輝いたチーム「ほにや」が出演し、鳴子を打つ鳴らしながら華やかで躍動感あふれる踊りを披露しました。なお、倉敷音楽祭の地域交流フェスティバルは、中四国を代表する踊りや神楽などの伝統芸能が21日まで繰り広げられます。




