染織作家を目指し創作を続けてきた倉敷芸科大大学院生の山本 明さんが倉敷での集大成として「いろといと、きもの」と題した個展を開いています。
倉敷芸科大大学院博士課程3年の山本さんは糸を染めて織る染織工芸の研究を続けてきました。5年間の大学院生活の集大成として、ヨモギ、クチナシなどの植物染料で染めて、織った着物や帯、ショールの15点を展示しています。「冬林」と名付けた紬織りの着物は、2014年の第48回日本伝統工芸染織展の入選作品です。冬の空と枯れた林を青色から黄色へと変わるグラデーションで表現しています。
【インタビュー】▽倉敷芸科大大学院博士課程3年 山本 明 さん
今年の春で大学院を修了する山本さんは、故郷の山口県に戻り染織作家として創作活動を続けていくことにしています。山本 明さんの個展「いろといと、きもの その三」は、6日(日)まで、倉敷市中央のスペースみきで開かれています。




