進学や就職など卒業後の新しい社会環境に備えるための講演会が倉敷商業高校の3年生を対象に開かれました。
この講演会は、若者の進学や雇用をめぐる環境の大きな変化に対応するため卒業を控えた3年生317人を対象に開かれました。講師には、障がい者や高齢者の社会参加や就職支援などを行っている株式会社ハートスイッチの就労マネージャー宇野京子さんを迎え「進路選択先で困らない為の自己理解と伝える力」と題する話を聞きました。講演では、近年話題となっている大人の発達障害について触れ、コミュニケーションが苦手で相手の気持ちが理解できない、思いつきで行動する、うっかりミスをする、といったことが誤解を招き学校や職場に適応できない事例が増えていることが紹介されました。そして、新しい社会環境に適応するには、自分が得意なこと、苦手なことは何かなど自身の持つ能力を理解し、ストレスとどう向き合っていくかその対処法を身に付けておく自己認識力をもつことが大切だと強調しました。




