CGグラフィックの映像をプロジェクターで建物に投影する「プロジェクションマッピング」が、来月美観地区で初めて行われます。それを前に、会場の倉敷物語館でテスト投影が行われました。
今回行われるプロジェクションマッピングは、倉敷物語館の母屋の壁を使います。手がけるのは、倉敷芸術科学大学メディア映像学科の丸田昌宏准教授を中心にした学生たちです。格子戸や瓦などをそのまま活用するため、位置の調整が入念に行われました。高さ6m、幅12mの壁に映し出されるのは、児島塩生に古くから伝わる「金浜の伝説」を題材にした物語です。この日のテスト投影を受け、今後は映像に奥行きを出すなど、修正を加えるということです。本番は、「倉敷春宵あかり」会期中の3月18日から3日間で、いずれも午後7時から、およそ5分間の物語を繰り返し映します。




