倉敷、総社市の栽培農家28戸でつくる「倉敷地方施設いちご研究会」は、イチゴの出来栄えを競う共進会を開きました。
「倉敷地方施設いちご研究会」では、2011年から生産意欲の向上と消費拡大を目的に共進会を開いています。倉敷市役所で開かれた共進会には、16戸の農家からさがほのか、あきひめ、紅ほっぺ、さちのか、かおりの、おおきみ、の6種類のイチゴ20点が出品されました。審査会では、備南広域農業普及指導センターやJA岡山西・倉敷かさや、吉備の国スイーツ研究会などから委嘱された8人の審査員が色、形、粒ぞろい、糖度・食味などを厳正に審査していきました。なお、審査の結果、倉敷市早高の小川和重さんが備中県民局農林水産事業部長賞に輝いたほか総社市下倉の秋山誠さんへ総社市長賞、倉敷市連島町鶴新田の藤井保徳さんへ倉敷市長賞が贈られました。今年は、気象の変動が大きく栽培管理に苦労が見られたものの今回の共進会に出品されたイチゴは高い栽培の技術と努力が伺える優れたものばかりだったと講評がありました。




