玉野市の幼稚園・小中学校の子どもたちが手がけた造形作品を一堂に集め、すこやかセンターで展示しています。
今年で48回目を迎えた玉野市園児・児童・生徒造形展。幼稚園での活動や学校の授業を通じて創作した造形作品あわせて1073点が会場に展示されました。小学校は、絵画、版画、紙工作、粘土細工、備前焼など幅広いジャンルの作品を展示しています。特に今年は立体作品が多く見られ、6年生が手がけた「将来の自分」をテーマにした造形作品は、児童の夢と希望が詰まっています。幼稚園は、公立7園の園児が制作した絵や立体作品197点が集まりました。季節感を感じる作品や、動物に関するものが多く、それぞれの幼稚園で工夫を凝らした内容ばかりです。そして中学校は、絵文字のデザイン、大皿、ライトスクラッチなど、さまざまな表現方法を披露しています。そして注目は、今年没後300年を迎えた尾形光琳の「燕子花図屏風」のモザイクアートです。東児、山田、玉3つの中学校1年生と玉中学校の美術部が共同制作したもので、1cm四方の色紙9万6276枚を張り合わせた迫力ある作品に仕上がりました。玉野市園児・児童・生徒造形展は、7日まで開かれています。




