倉敷市立中洲小学校のボランティア委員会は、全校児童に呼びかけて集めた空き缶で購入した車いす2台を、学区内の福祉施設へ寄贈しました。
3日の放課後、倉敷市安江の小規模多機能ホーム「和楽の里」を訪れたのは、中洲小学校のボランティア委員会の5・6年生20人です。贈呈式では、児童の代表が、「中洲小の全校児童800人の思いがこもった車イスです。生活に役立てていただけるとうれしいです」と車いす2台を引き渡しました。中洲小では、月に1度ボランティア委員会が中心となって家庭から出るアルミ缶を持ち寄っています。集まったアルミ缶は、換金して車いすを購入し、倉敷市社会福祉協議会や学区内の福祉施設などへ寄贈しています。
【インタビュー】中洲小6年ボランティア委員長・伊藤空君
中洲小からの寄贈を受けた和楽の里では、施設所有のものと合わせ車いすが4台となり有効に使わせていただきますと感謝の気持ちを伝えました。




