倉敷芸術科学大学で、日本の大学へ進学を目指すため日本語を学んでいる留学生が成果発表会を開きました。
発表したのは倉敷芸術科学大学留学生別科で学ぶ中国やパキスタン、スリランカなどの留学生54人です。留学生別科は日本の大学に進学するために1年、または1年半かけて日本語の文法、会話、ひらがな、カタカナ、漢字などを学ぶ学科です。発表会は学習の成果を発表する場として開かれていて、今回、3回目となります。学生は4人ほどでグループを作り大学のある連島周辺の産業や農業の特徴について、また、岡山県南部と北部の違いについてなど自分たちで調べてきたことを日本語で発表していきました。発表の中には必ずアンケートの結果を乗せていて、授業以外に復習として何時間勉強しているのかという問いには、半数以上が4時間以上と答えたことが伝えられました。また、バイオリンとギターの学生による生演奏にあわせて「上を向いて歩こう」を合唱するなど、学生が学んできた日本語全般の知識についても披露していました。




