学校給食週間にあわせ県教育委員会は、学校給食への理解を深めるため「スーパー食育スクール」として食育の推進に取り組んでいる倉敷市の西阿知小学校を訪問しました。
内田広之教育次長をはじめ県教委関係者１０人が訪れた西阿知小は、平成２６年度と２７年度の２年間文科省委託の『スーパー食育スクール事業』の指定を受け、食に関する授業をはじめ、健康な食習慣の確立をめざし、地域や家庭と連携した食育の推進に取り組んでいます。全校児童８７７人による給食集会では、５、６年生の給食委員が「阿知たろうと赤鬼のあっかんべえ」と題した食育劇を上演し、栄養のバランスがとれた食事は、頭が良く、力持ちで足の速い健康な体を作ることを学びました。また、単独調理方式で給食が作られている西阿知小では、給食委員が献立や食材を紹介しています。今日の献立は北海道の郷土料理「石狩鍋」と大豆とシラスの佃煮、ごはん、牛乳、イヨカンでした。６年２組の教室では、内田教育次長を迎え、会話を楽しみながら一緒に給食を食べました。
【インタビュー】岡山県教育委員会・内田広之教育次長
なお、西阿知小では、給食の時間に出題されるクイズに答えながら料理の種類や栄養の働きなどへの関心や知識も深めています。
