介護サービスの実践事例発表会が倉敷市茶屋町の総合ケアサービス施設で開かれました。
発表会は民間の介護事業者を対象に研修などを行う全国介護事業者協議会が、 介護業務の質の向上を目的に開きました。発表したのは、岡山、鳥取、広島の5つの企業で、「利用者や家族のしあわせ・笑顔につながったサービス」をテーマに 成功事例を紹介しました。岡山県の代表からは施設利用者に趣味の写真撮影をしてもらい生きがいを持ってもらえたこと、就労を意識したリハビリを行って働く意欲を持ってもらえたことなど独自の取り組みが伝えられました。その他の事例としては認知症の利用者の介護に、歌を取り入れてうまくコミュニケーションが取れるようになったことや、買い物を通した運動機能向上のリハビリなどが紹介され、利用者の日々の生活に視点を持った介護サービスの重要性が訴えられていました。この発表会は、2月20日(土)に東京で開かれる全国大会の中国地区予選となっていて、会場には県内外から、介護関係者約80人が集まり、今後の介護業務に役立てようと、熱心に発表を聞いていました。
なお、全国大会へは創心會の藤田 寛也さんと難波 真由さんが出場することになりました。




