倉敷駅前のセンター街で倉敷のまちづくりについての講座が開かれました。
この講座は大学と自治体が連携して街づくりに取り組む文部科学省の採択事業「地(知)の拠点整備事業」のひとつとして開かれ、今回が10回目となりました。会場には、まちづくりに関心のある市民などおよそ50人が集まり、倉敷のまちづくり~直近の取り組みと今後の課題~と題した倉敷市の新市・まちづくり推進課の髙木浩さんによる講演を聞きました。髙木さんは、倉敷駅北側の倉敷チボリ公園が閉園してからアウトレットモールがオープンする際に倉敷市が防災や住民の憩いの場所として緑地を残すために倉敷みらい公園を設置した経緯や、美観地区の電線類を地中化するなどの取り組みで観光客が年間およそ30万人増えたことなどを説明しました。
参加した人たちは、今後のまちづくりの参考にしようと熱心に耳を傾けていました。
今後は、26日に11回目となる講座が開かれ、3月14日には1年間のまとめとして成果報告会とシンポジウムが開かれる予定です。




