倉敷市の新渓園では、新春恒例のかるた会が開かれました。
倉敷市文化連盟などが主催する新春かるた会は、今年で49回目を数えます。毎年、岡山県かるた協会の運営により日本の伝統文化の一つ「百人一首かるた」に親しみ、参加者同士の親睦を図る目的で競技会が行われています。会場には、倉敷市内外の小学一年生から92歳までの愛好者約70人が集まり、正月遊び「かるた」を楽しみました。散らし取りの部では、9つのグループに分かれて畳の上にランダムに並べた札を素早く、できるだけ多く取り合うことを競いました。散らし取りでは、あらかじめ用意された札を取った人にはラッキー賞が贈られました。また、「競技かるた」の部では、全日本かるた協会競技規定により有段者などAからDの階級別に勝ち抜き戦が繰り広げられました。1対1で50枚のカルタを取り合う「競技かるた」の部では、百人一首の上の句が読み上げられるとすぐさま、下の句の札を見つけて払い取る緊迫した光景が見られました。
競技かるたの部・部門別優勝者
A級 清水聖司
B級 藤田聡子
C-1級 濱田野乃花
C-2級 横川並奈
C-3級 石田彩華
D-1級 秋田芽衣
D-2級 山本青空
D-3級 深水春愛 ※敬称略




