平成29年の新病院完成に向けて準備が進んでいる倉敷市立児島市民病院について、病院の経営状況を評価する第三者委員会が、病院の名称を変更するよう、倉敷市に意見書を提出しました。
倉敷市立児島市民病院改革プラン評価委員会の鳥越良光委員長が倉敷市役所を訪れ、伊東香織市長に意見書を手渡しました。評価委員会が提案した、新たな病院の名称は「倉敷市立市民病院」です。これまで、倉敷市との合併前、昭和25年に開設された当時の名前を継承してきましたが、新病院の建設にあわせて、緩和ケア病棟の開設など倉敷市全域を対象とした医療を提供することなどを理由に、評価委員会から名称の変更が提案されました。新しい市民病院は、既存の病院敷地内に、23の診療科、ベッド数198の規模で整備します。総事業費は税抜き79億円で、平成29年中の完成を目指します。意見書を受け取った伊東市長は、市議会と相談しながら、病院名の変更に関する条例改正に向けて検討すると述べました。




