小学生の囲碁日本一(にほんいち)を決める「第5回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が、倉敷市のマービーふれあいセンターで始まりました。
この大会は、中国から日本に囲碁をもたらしたとされる奈良時代の偉人・吉備真備公ゆかりの地である倉敷市真備町で、囲碁文化の振興を目的に2011年から開催されています。
今年は、都道府県ごとに予選を勝ち抜いた、または推薦された小学生棋士89人が一堂に会しました。
競技は2日間にわたって、予選リーグと決勝トーナメントが行われます。
予選リーグは、8グループに別れて3回戦を戦い、各グループから勝ち数の多い1人が決勝トーナメントに進みます。
審判長には、囲碁7大タイトルのうち6つを持つ井山) 裕太 棋聖を迎え、小学生棋士たちは、優勝目指して白熱した対局を繰り広げました。
優勝者には、囲碁界の3大タイトルのひとつ「棋聖」のジュニア版「こども棋聖」の称号が与えられます。
この日はプロの棋士が教える初心者向けの入門教室も開かれ、子供からお年寄りまでが囲碁に親しみました。




