倉敷市内の陶芸家と華道家によるジョイント展覧会くらしき「この器・この花」展が、3年ぶりに5日から倉敷市民会館で始まりました。
「この器・この花」展は、陶芸家が作る個性豊かな「器」に、華道家が自由自在に生ける華麗な「花」を組み合わせた斬新な展覧会です。陶芸家は、倉敷陶友会を中心に市内の陶芸同好会から選抜された45人。華道家も桑原専慶流、池坊など市内13の流派による45人で、45組の共同制作作品が出品されています。しかも、ペアの組み合わせは、一週間前の抽選で決めており、全くの偶然による「器」と「花」の出合いが予想を超えた秀作や傑作を生み出しています。この展覧会は、2002年から2年に一度開かれていますが、会場の改修工事によって今回は、2007年以来3年ぶり4回目の開催となり、初日から大勢の愛好者などでにぎわいっています。陶芸家と華道家いわば、技と美「作り手と用い手」の融合を楽しむ「この器・この花」展は、7日(日)まで倉敷市民会館で開かれます。




