来年度の開催が危ぶまれている玉野市最大級のイベント「たまの港フェスティバル」について、市内の女性団体が黒田晋市長に、 イベントの中止を回避するための代替案を提言しました。
宇野港と玉野市の賑わい創出に向けて取り組む女性団体「うの港13」の三宅定子会長をはじめ、6人が玉野市役所を訪れ、黒田晋市長と広畑耕一議長に、提言書を手渡しました。玉野市は、来年度から進める財政健全化の一環で、毎年5月に開催している「たまの港フェスティバル」への補助金810万円の支出を一時的にストップすることを検討しています。これについてうの港13は、2日間で9万3000人の集客があるイベントを一度休止すると再開に困難が伴うことを指摘しています。その上で、来年7月23日・24日に玉野市で開催される「Sea級グルメ全国大会」と同時開催することで、たまの港フェスティバルを存続する方法を提案しました。また、ボランティアを募って運営費を節約するプランも提言しました。このほか、うの港13は、旧国道フェリー乗り場周辺の宇野港第5緑地を活用して、魚や海の魅力を学習できる水族館を建設するなど、にぎわい創出に関する提言も行いました。




