バリアフリー環境の充実を目指す大原美術館で障がい者のためのギャラリーツアーやレコード鑑賞が行われました。
すべての鑑賞者に楽しんでもらえる美術館を目指す大原美術館では、2013年から「バリアフリーを考える特別開館」と題して来館者に応じた鑑賞支援プラグラムを行っています。今回も、目や耳の不自由な人でもゆったりとした気分で美術館内の作品に親しめる企画が用意されました。モネの睡蓮をはじめ西洋絵画を集めた本館では、学芸員が手話通訳者を介して作品を解説する手話通訳付きギャラリーツアーが行われました。また、岸田劉生、青木繁など日本の画家作品を展示した分館では、視覚障がい者のためのギャラリーツアーが実施され芸術に造形の深い美術館ボランティアスタッフがマンツーマンで作品の構図や内容を紹介しました。なお、大原美術館の休館日を利用したバリアフリーを考える特別開館は、12月7日(月)の午後1時から6時まで行われます。




