華道池坊玉野中央支部によるいけばな展が玉野市の産業振興ビルで始まりました。
池坊玉野中央支部は2年に一度、華道展を開いており今回のテーマは「花・錦秋に舞う」です。池坊には「立花」「生花」「自由花」と3つの様式があります。
引立教授者と呼ばれる指導資格を持つ会員13人はもっとも古い様式の「立花」の作品を出品しています。会場入り口すぐのスペースにおかれた「自由花」の大作は、青年部のメンバーによるものです。赤と黄色のグラデーションが華やかなグロリオサを紅葉に見立て、野ばらの赤い実が秋の風情を色濃く感じさせます。
今回の華道展、最年少の鉾立小学校1年、山下琴音さんの自由花の小品は赤いハートの形をした花、アンスリウムとルスカス、カスミソウを使ったかわいらしい作品です。
会場を訪れた人たちは、じっくりと花の世界を楽しんでいました。
池坊玉野中央支部による華道展は23日(月)まで、玉野産業振興ビルで開かれています。




