倉敷幼稚園が創立120周年を迎えたニュースを先日お伝えしましたが、その旧園舎が建設から100周年を迎えたということで、貴重な建築様式などを紹介した特別展示が始まりました。
特別展示が行われているのは、倉敷幼稚園の旧園舎を1981年に移築復元した倉敷市役所東にある倉敷市歴史民俗資料館です。
今回の特別展示では、倉敷幼稚園の旧園舎を設計したとされている建築技師 江川三郎八の建築様式を紹介しています。
江川三郎八は、明治時代から大正時代に活躍した建築技師で国の重要文化財旧遷喬尋常小学校や旭東幼稚園の園舎などを手掛けています。
洋風建築と日本の伝統建築を融合させた独自の建築様式で県内19施設が残っています。
会場には、このほか旧園舎の模型も展示されました。
旧園舎の模型は、真庭市の旧遷喬尋常小学校に展示されているもので今回特別に貸し出されました。
倉敷幼稚園の旧園舎の建築100周年を記念した特別展示は、12月13日(日)まで倉敷市の歴史民俗資料館で開かれています。




