交通体系の変化などから厳しい状況が続く、宇野―高松間を結ぶ宇高航路。
玉野市民を中心とした宇高連絡船愛好家グループが存続・活性化のための提案書を玉野市長へ手渡しました。
提案書を出したのは、会員26人で宇高連絡船の広報啓発活動などを行っている宇高連絡船愛好會の三村卓也会長と垣内健太郎副会長の2人です。三村会長は、黒田晋玉野市長へ提案書を手渡し、宇高航路の現状や課題、活性化に向けた提案を行いました。黒田市長は「宇高航路を守っていかないといけないという思いは同じ」と話し、今後も関係団体と協議していくと説明しました。提案されたのは、鉄道やバスなどの陸上交通機関とフェリーを乗継いでめぐる観光プランのPRやフェリー内で行うイベントなどです。
宇高航路は、平成24年10月に宇高国道フェリーが運航を休止して以降四国急行フェリーのみが、夜間運航の休止や減便を経て現在1日10便で運航しています。玉野市では、運航の補助金として750万円の補正予算案を12月の定例市議会に上程する予定です。




