倉敷市児島の由加神社でも、節分の豆まき式が行われました。
佐伯正宮司の「輝く星よ、みな来たれ」という掛け声を合図に、「福は内」と一斉に仮設舞台から福豆などがまかれました。由加神社の豆まき式は、平安時代の征夷大将軍坂上田村麻呂が民衆を苦しめていた由加山の鬼を退治したという伝説にちなんで行われています。今では、鬼がいないということから「鬼は外」とは言わないで、「福は内」のみのかけ声がかけられます。今年も、年男年女や琴浦北小学校の児童、琴浦北幼稚園の園児などが参加して、約1万袋の福豆や福餅などがまかれました。500人あまりの参拝者は福を授かろうと、懸命に手を伸ばしていました。豆まき式では、児島喩加太鼓による「伝説鬼退治」が奉納され文字通りの厄除け鬼退治が行われました。




