倉敷や岡山などで水墨画を楽しんでいる虎杖会の展示会が倉敷市立美術館で開かれています。
虎杖会の展示会は今回で80回目となりました。会場には倉敷や岡山の公民館などで水墨画を楽しむ講座生の作品75点が展示されました。風景を中心に見る人の心を落ち着かせてくれます。水墨画は墨の濃淡と和紙の余白で表現しますが、筆に墨を付けたり水を含ませて淡い色にしたりと一筆を描きはじめる前の作業が作品の出来を大きく左右するそうで、講座生たちはすでに故人となった講師の藤原楞山さんの教えを受け継いで制作に当たっています。受講生の多くは20年以上のベテランから最近、水墨画を始めた人まで筆の使い方に注意しながら制作を楽しんでいます。作品の中には墨の濃淡に加えて、少し色付けをした花を描いたものなどもありました。水墨画虎杖会の作品展は今月8日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




