石油コンビナートなどを対象にした自衛防災組織の技能コンテストで予選を勝ち抜いた三菱化学水島事業所が本選に挑みました。
このコンテストは、石油コンビナートなどで爆発火災などの重大事故の発生を防ごうと去年、消防庁が始めました。
大型の化学高所放水車と泡原液搬送車を使って競技を行い、石油コンビナートなどの自衛防災組織の技能を競います。
三菱化学の本選審査には、消防庁から4人が訪れ、安全確実に消防用機材が扱えているかなどをチェックしていました。
三菱化学の「菱化隊」のメンバー5人は、迅速的確な動作でホースを伸ばして消火栓につなぎ、高所放水車の長さおよそ20メートルのアームを伸ばして放水を行っていました。
▽消防庁特殊災害室 大川和人さん
▽三菱化学水島事業所「菱化隊」 川口俊次 中隊長
このコンテストには、全国85のコンビナート地区から35の自衛防災組織が参加し、予選の上位20団体が本選に挑んでいます。




