倉敷市内で100年以上に渡り地域経済に貢献し堅実に事業を継承している企業の功績を称える倉敷の老舗感謝状贈呈式が行われました。
倉敷の老舗へ感謝状を贈る事業は、倉敷市と倉敷、児島、玉島、つくぼ、真備船穂の5つの商工団体で構成する「くらしき地域資源活性化協議会」の活動の一環として平成24年度から行われています。今年度は、江戸時代後期創業の楠本盛生堂と塩惣をはじめ明治45年までに創業した企業32社です。贈呈式では、それぞれの企業の功績を称えこれまでの地域経済への貢献に感謝の気持ちを込めて伊東香織市長から倉敷の老舗の称号を記した記念のプレートが贈られました。これに対し、受賞者を代表して楠本盛生堂の楠本新太郎さんが「今後も人々の暮らしの中で役に立つ企業となるよう精進してまいります」と謝辞を述べました。なお、平安時代から明治時代までに創業した企業96社を紹介した写真パネルも市役所一階に展示されています。さらに、倉敷の老舗企業となった 明治45年創業の下津井電鉄では、11月5日からタクシーのボディーにジーンズの生地を貼り付けた「リアルジーンズタクシー」の運行を開始しました。
【インタビュー】下電井電鉄・永山久人代表取締役社長
倉敷の観光の新たな魅力の一つとしてジーンズタクシーの運行に期待が寄せられます。




