県立玉野高校では先月31日、体験講座を開き、高校生たちが地域の親子に、科学の楽しさを伝えました。
この講座は、住民と交流を深めながら生徒たちが学校で学んでいることを地域の人たちに伝えようと開催されています。10回目となるこの日は、地域の親子およそ70組、140人が参加して、牛乳パックを使ったカメラ作りが行われました。映写機の原理を利用するカメラで、家庭でもすぐに用意ができる牛乳パックやルーペなどを材料にしています。始めは作業に手間取っていた参加者ですが、講師となった先生や生徒の丁寧な指導もあって牛乳パックカメラを次々と完成させていました。参加者は早速、出来上がったカメラのレンズを覗いて試し撮りをしていました。「玉野高校おもしろ科学体験講座」は回を重ねるごとに人気を集めており、リピーターも多いということです。次回は2月21日に開き、ホバークラフト作りをする予定です。




